第4回|心がふわっと軽くなる。インナーチャイルドと生きる毎日

インナーチャイルド

〜“自分らしさ”が戻ってくる心の変化〜

◆ はじめに:もうひとりの自分と、生きていく

インナーチャイルドと出会い、
その存在を受け入れ、
やさしく抱きしめてあげる。

このプロセスを通して、私たちの内側には少しずつ変化が訪れます。

それは、劇的な変化ではなく
ふとした瞬間に「心が軽いな」と感じたり、
何気ない日常が少し愛おしく思えたり。

今回は、インナーチャイルドとつながったあとの“心の変化”と、
その先に見えてくる「自分らしく生きること」について綴ってみたいと思います。

◆ インナーチャイルドとつながった後、何が変わる?

インナーチャイルドと向き合ったからといって、
すべての悩みがなくなるわけではありません。

でも、確実に変わることがあります。

それは、“感情の扱い方”。

たとえば…

  • イライラの裏にある「本当の気持ち」に気づける
  • 無理をしていたことに、自分でブレーキをかけられる
  • 不安なとき、自分で自分を落ち着かせられる

つまり、「内なる自分と対話する力」が育ってくるのです。

◆ 自分との関係性が変わると、人間関係も変わる

不思議なことに、
自分の心とやさしくつながれるようになると、
人との関わりも、少しずつ変わっていきます。

✔ 無理して合わせていた関係が自然と離れていく
✔ 表面的ではない、本音で話せる関係が増えていく
✔ 相手の言葉に過剰に反応しなくなる

「人間関係の悩み」は、自分の心との関係を映す鏡。

自分を大切にできるようになると、
自然と“心地よい関係性”が築かれていきます。

◆ 「自分らしく生きる」ということ

あなたにとって「自分らしさ」とは、どんな感覚でしょうか?

それは、何かを成し遂げた姿ではなく
気を張らず、安心して呼吸ができるような、そんな在り方かもしれません。

  • 嫌なことはNOと言える
  • ひとりの時間を心地よく過ごせる
  • 誰かといても、自分の感情を見失わない

「ちゃんとしなきゃ」ではなく
「今の自分で大丈夫」と思えること。

それが、インナーチャイルドと共に生きるということ。

◆ おわりに:これからも、小さな『わたし』と一緒に

インナーチャイルドは、ずっと私たちの中にいます。

完全に癒される日が来るのではなく
これからも、日々の中で「声を聞いてあげる」ことの繰り返し。

疲れた日も、落ち込む日も、
そのたびに「大丈夫だよ」と自分に声をかけてあげられる――
そんなやさしさを、持ち続けていけたら素敵ですね🌿

これまでのシリーズを通して、
あなたの中の「小さな自分」が、少しでも安心できる場所を見つけられたのなら、
それが何よりのしあわせです。

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