〜“自分らしさ”が戻ってくる心の変化〜
◆ はじめに:もうひとりの自分と、生きていく
インナーチャイルドと出会い、
その存在を受け入れ、
やさしく抱きしめてあげる。
このプロセスを通して、私たちの内側には少しずつ変化が訪れます。
それは、劇的な変化ではなく
ふとした瞬間に「心が軽いな」と感じたり、
何気ない日常が少し愛おしく思えたり。
今回は、インナーチャイルドとつながったあとの“心の変化”と、
その先に見えてくる「自分らしく生きること」について綴ってみたいと思います。
◆ インナーチャイルドとつながった後、何が変わる?
インナーチャイルドと向き合ったからといって、
すべての悩みがなくなるわけではありません。
でも、確実に変わることがあります。
それは、“感情の扱い方”。
たとえば…
- イライラの裏にある「本当の気持ち」に気づける
- 無理をしていたことに、自分でブレーキをかけられる
- 不安なとき、自分で自分を落ち着かせられる
つまり、「内なる自分と対話する力」が育ってくるのです。
◆ 自分との関係性が変わると、人間関係も変わる
不思議なことに、
自分の心とやさしくつながれるようになると、
人との関わりも、少しずつ変わっていきます。
✔ 無理して合わせていた関係が自然と離れていく
✔ 表面的ではない、本音で話せる関係が増えていく
✔ 相手の言葉に過剰に反応しなくなる
「人間関係の悩み」は、自分の心との関係を映す鏡。
自分を大切にできるようになると、
自然と“心地よい関係性”が築かれていきます。
◆ 「自分らしく生きる」ということ
あなたにとって「自分らしさ」とは、どんな感覚でしょうか?
それは、何かを成し遂げた姿ではなく
気を張らず、安心して呼吸ができるような、そんな在り方かもしれません。
- 嫌なことはNOと言える
- ひとりの時間を心地よく過ごせる
- 誰かといても、自分の感情を見失わない
「ちゃんとしなきゃ」ではなく
「今の自分で大丈夫」と思えること。
それが、インナーチャイルドと共に生きるということ。
◆ おわりに:これからも、小さな『わたし』と一緒に
インナーチャイルドは、ずっと私たちの中にいます。
完全に癒される日が来るのではなく
これからも、日々の中で「声を聞いてあげる」ことの繰り返し。
疲れた日も、落ち込む日も、
そのたびに「大丈夫だよ」と自分に声をかけてあげられる――
そんなやさしさを、持ち続けていけたら素敵ですね🌿
これまでのシリーズを通して、
あなたの中の「小さな自分」が、少しでも安心できる場所を見つけられたのなら、
それが何よりのしあわせです。
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