ー 見た目と保存のために使われる添加物のリスクとは? ー
私たちが普段口にしている加工食品には、見た目をよくしたり、保存期間を延ばすために使われている食品添加物が多く含まれています。
前回の記事では、発色剤・保存料・甘味料が体に与える影響についてお伝えしましたが、今回は【着色料】【酸化防止剤】について取り上げます。
食品の色が鮮やかすぎる時や、賞味期限が妙に長い商品を見かけたことはありませんか?
それ、もしかしたら体に不要な添加物が使われているサインかもしれません。
着色料とは?
食品の色味を整えるために使われる添加物です。
見た目を美味しそうに見せる目的で使われますが、自然の色ではなく、人工的につけられた色には注意が必要です。
🌱特に避けたい着色料の例
① タール系色素(合成着色料)
赤色〇号、黄色〇号、青色〇号など。
石油を原料に作られた化学合成色素で、以下のようなリスクが指摘されています。
- 子どもの多動性(ADHD)との関連
- 発疹、喘息、じんましんなどの過敏症
- 一部の国では使用規制あり(EUなど)
② カラメル色素(Ⅲ・Ⅳ)
ソース、コーラ、黒糖風味の加工食品などに使われます。
「自然な色に見えるから大丈夫」と思いがちですが、
- カラメルⅢ・Ⅳはアンモニア化合物や亜硫酸塩を使用して製造
- 発がん性が指摘される「4-MEI(4-メチルイミダゾール)」が含まれる可能性あり
酸化防止剤とは?
食品の酸化(劣化)を防いで、見た目や風味を長く保つための添加物です。
ナッツや乾物、油、ドライフルーツ、加工食品などに多く使われます。
🌱避けたい酸化防止剤の例
① BHA(ブチルヒドロキシアニソール)
合成の酸化防止剤。発がん性を指摘する動物実験の結果もあります。
マーガリンやスナック菓子などに使用されることがあります。
② BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)
石油由来の合成添加物。
欧米では使用制限されている国もありますが、日本では多くの加工食品で使われています。
③ 亜硫酸塩(エリソルビン酸Naなど)
ドライフルーツ、ワイン、冷凍食品などに使用。
体内でビタミンB1を破壊するとされ、喘息などを悪化させることも。
どんな食品に使われている?
添加物 | よく使われている食品の例 |
---|---|
タール系色素 | ゼリー、グミ、清涼飲料、漬物、かまぼこ |
カラメル色素 | ソース、コーラ、煮込みレトルト食品、黒糖風味のお菓子 |
BHA/BHT | マーガリン、即席ラーメン、スナック菓子、冷凍食品 |
亜硫酸塩 | ドライフルーツ、輸入ワイン、干し芋、レトルトカレー |
🌱どうやって避ける?
- 食品ラベルをよく見ること
→「赤〇号」「カラメル色素Ⅳ」「BHT」などの表示をチェック。 - 色が鮮やかすぎるお菓子やドリンクは避ける
- 保存がききすぎる商品(半年〜1年以上)は要注意
- “無添加”と書かれていても内容確認を!
「化学調味料無添加」とあっても他の添加物が含まれているケースも。
無添加生活を始めたい方へ
最近では、無添加や天然素材の加工食品・調味料も増えています。
添加物を100%避けるのは難しくても、「安心して食べられるもの」を
少しずつ生活に取り入れていくことで、体への負担を減らすことができます🌿
ここでは、見た目や保存のための添加物をできるだけ使っていない、安心の自然派アイテムをご紹介します。
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🍇1. メイシーちゃんのおきにいり グミ(8粒)
合成着色料・香料・保存料不使用。
有機濃縮ぶどう果汁を使った、子どもにも安心のおやつです。
ちょっと甘いものが欲しいときにもぴったり。
※商品は「アップルとグレープ」/「みかんともも」2種類の味を選択可能です。
🍎2. 完全無添加 100%果実フリーズドライフルーツ
【Luv-It アップル】
原材料はりんごだけ。砂糖・添加物・香料・保存料すべて不使用の完全無添加スナック。
サクッと軽やかな食感で、おやつにもトッピングにも使える万能フルーツ。
小さなお子さまにも安心して食べさせられるのがうれしいポイントです🍏
👉 楽天市場|完全無添加 100%果実フリーズドライフルーツ
🍊3. 純国産ゼリー(りんご/みかん)
国産果実と寒天だけで作られた、無添加・純国産のやさしいゼリー。
着色料・香料・保存料・酸化防止剤は一切不使用。
りんごの自然な甘みや、みかんの爽やかさをそのまま楽しめます。
おやつにも、ちょっとしたギフトにもおすすめです🍏🍊
👉楽天市場|純国産 無添加ゼリー(11個入り)
※リンク先にりんご・みかん両方あり。バリエーション選択可能です。
🌿おわりに
着色料や酸化防止剤は、食品を「おいしそうに」「長持ちするように」見せてくれる存在ですが、その裏には体へのリスクも潜んでいます。
一度にすべて避けるのは難しくても、「選べるときに選ぶ」だけで、未来の体はきっと変わります。
今日から少しずつ、“本当に必要なもの”を見極めてみませんか?
🕊️ 次回予告 🕊️
食品添加物シリーズ、次回は第3回──
◆「避けたい食品添加物③:香料・pH調整剤 編」をお届けします。
「香りづけ」や「酸化防止のため」とされるこれらの添加物も、実は私たちが知らずに毎日口にしていることが多いもの。
思わぬところに潜むリスクや、避け方のヒントをわかりやすく解説します。
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